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        言語哲学研究会
 

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​ 回は私(由紀草一)にとって思い入れの深い思想家・福田恆存の初期のエッセーを題材にして議論をいたしました。個人的には、長年親しんできてなんの違和感もない文章が、人によってはずいぶんいろいろな印象が持たれるのだな、という、当り前と言えば当り前の事実を如実に感じられる会になりました。ただ、全集などの著作や関連本の多さから見て、小林秀雄や吉本隆明ぐらいしか比肩する者のない戦後の思想家ではありますので、今の時代でより受け入れやすい形で福田思想を解説していくのに微力を尽くしたいものだ、と、勝手に新たな課題を背負った思いがしています。

 とりあえず最近、『私の幸福論』についてブログで取り上げたものがありますので、よかったらお目通し下さい。
福田恆存に関するいくつかの疑問 その11(入門になりそうな二冊) - 由紀草一の一読三陳

                     

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