​言語哲学研究会

シネクラブ 黄昏

 

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みなさま

前回は根村恵介さんに上映者をお願いし、三島由紀夫の名作『午後の曳航』のイギリス映画版(1976年)を鑑賞いたしました。監督ルイス・ジョン・カリーノ、主演サラ・マイルズ、 クリス・クリストファーソン 、ジョナサン・カーン。

筋書きは原作に忠実に作られており、遠洋航海士と恋に落ちた未亡人の母親の寝室を節穴からのぞき見する思春期の少年の複雑な心模様を中心に描かれます。 少年は5人の同級生でグループを作っており、大人たちを堕落した存在として軽蔑する美しく残酷な「首領」の配下にあります。

遠洋航海士が次の航海に出ている間、少年は、航海士が永遠に危険な海をさまよい続ける冒険のうちに自分の夢の完璧さを託しますが、航海士が帰還して母親と結婚するに及んで、夢の裏切りを許すことができず、首領に相談し、解剖した猫と同じ「刑」を科することに決定。

イギリス北部の小さな港町を舞台に繰り広げられる各シーンは美しく描かれていますが、原作で重点が置かれていた、この年代の少年たちに特有な反逆共同体の内面過程があまり深められておらず、代わりに大人の恋愛劇に時間が割かれすぎていたのが少々残念でした。

さて次回は、以下の要領で行います。

 どうぞふるってご参加ください。

●日時:10月17日 午後3時~6時

​●上映者:小浜逸郎

●店名:Sutekina (0422-72-7262) http://sutekina.me/  
●アクセス:
http://sutekina.me/access

※会費:1000円

※会費とは別に飲み物を注文することもできます。ワンドリンク500円

 

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◇初めてこの会のご案内をご覧になった方へ◇

 

この会は、小浜の呼びかけで始まり、もう10年以上続いています。

ルールと言うほどのこともありませんが、次のようなお約束で進みます。

各会、上映者がDVDを持参し、みんなでそれを鑑賞した後に、

上映作品について楽しく語り合う会です。

・上映者は、前回の上映者の指名によって決まります。

・上映者は、事前に何を上映するか、誰にも知らせてはなりません。

・みんながすでに見たと思われる映画であっても、そのことを気にする

必要はまったくありません。二度、三度見ると、前に見た時とはまた

違った感想が得られるものです。

・上映者は、鑑賞後に、なぜこのフィルムをみなさんに見てもらいたいと

思ったのか、その思いの丈を存分に語ってください。五分でも三十分でも

かまいません。

・そのお話が終わった後、みんなで自由に感想を語り合います。

・映画であれば、実写、アニメ、無声映画、なんでも結構です。

・二次会もあります。