
言語哲学研究会

シネクラブ 黄昏
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みなさま
前回(3月15日)は田幸正彦さんのプレゼンでクロード・ルルーシュ監督『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲』(仏、2016)を見ました。以下は由紀草一の個人的な感想です。
原題は「un + une」で、つまり「男と女」。ルルーシュ監督で男と女なら、どんな作品か予想がついてしまう気がするでしょうが、当会のお約束で、予備知識なしで見始めると、この監督独特のお遊び(奇妙な場面のカットインや決して回収されない伏線)にしてやられます。やっと本筋が見えてくる前にヒロインが喋りまくるスピリチュアルの話は、そういうことに興味のない当方としては無駄なお喋りとしか思えず、ここから男と女の物語が紡ぎ出されるのも無理筋に見える。後半やっとルルーシュらしいというか、フランス映画らしいお洒落で切ない大人の恋愛の雰囲気に浸れたな、と思ったらラストでまた背負い投げを食わされたようになります。
と、文句ばかり並べましたが、美しいインド紀行の映画でもあり、西洋人のイメージのインド、というかオリエンタリズムとはこんなものなのだな、と妙に納得させてくれる奥行きはあります。日本での公開時、BUNKAMURAへ見に行こうかな、と思いながら見過ごしてしまった作品なので、今回見られてよかったです。
次回は以下の要領で開催します。
記
1 期 日 令和8年9月20日 午後1時30分開場 午後2時開演
2 場 所 きゅりあん 4階 第2グループ活動室
〒140-0011 東京都品川区東大井5-18-1 電話03-5479-4100 FAX 03-5479-4110
アクセス : JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線 「大井町駅」 徒歩約2分
京浜急行線 「青物横丁駅」 徒歩約15分
3 プレゼンター 瀧本 敬司
4 会 費 1,000円(当日徴収)
