沈みゆく日本 私たちはどう向き合うか
――中野剛志・小浜逸郎 公開対談(司会 MAKO)――
★先に対談の延期をお知らせしましたが、この先、開催がいつになるか、たいへんおぼつかないものがあります。
仮に緊急事態宣言が解除されたとしても、会場を新たに確保しなければならず、1年先、さらにもっと先になるかもしれません。主催者としては、まことに心苦しいものがあります。
じつはこのたび、たまたま経営科学出版よりお申し出があり、急きょ、以下の日程で、You Tubeでのライブ生配信にて対談を決行できる運びとなりました。
日時:2020年6月27日(土) 14時~16時半
●なおこれは、お申し込みいただいた方のみの限定公開となります。
●当日は質疑応答の時間を設けますので、チャットでのご参加が可能です。
*詳しいご視聴方法については、追ってお知らせいたします。
●6月27日(土) 14:00~16:30
●参加費2500円
●参加申し込み方法
①以下のメールアドレスにお申し込みください。
②メールに、「6月27日のオンライン対談に参加します」とお書きください。
③お名前、メールアドレス、お電話番号を明記してください。
*この個人情報は、「思想塾・日曜会」のご案内その他、小浜からの情報発信以外には
使用いたしません。
④参加費のお支払いは、銀行振り込みにてお願いいたします。
お申込みいただいた方に、参加費の振込先をメールでお知らせいたします。
お振込みの期限は、6月20日(土)とさせていただきます。
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【対談趣旨】
令和2年を迎えました。
「初春の令月にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き……」(万葉集巻第五)
宴を開いて酒を飲み、梅の花を愛でる歌をみんなで詠む。
日本はこのように平和でのどかで素晴らしい国です。誰もがこのように毎日を過ごし、このような国であってほしいと願っています。
しかしどうもそうはさせてくれないようです。
どこかにこの素晴らしい国を滅ぼそうとしている鬼たちがいます。
中国? アメリカ?
いいえ、そうではありません。
鬼たちは優しい顔をして、この日本のなかにいるのです。
彼らはアメリカや中国に右顧左眄(うこさべん)し、宴を楽しんできた日本人を奴隷化しようとしています。もうそれは相当程度進行しています。
鬼たち自身がすでに能無しの奴隷なのです。彼らは私たちを自分の仲間に引き入れて、日本のよき文化を破壊し精神を荒廃させようとしているわけですね。
鬼たちの名前はさまざまです。
「安倍政権」「バカ野党」「官僚」「政治家」「経団連・経済同友会」「御用学者」「エコノミスト」「マスコミ」そして何よりも脳に棲みついて知性をむしばむ「ゴロナウィルス」。
この鬼たちを「陰痴鬼」と呼びたいと思います。
私たちは早急に鬼退治をしなくてはなりません。でも一人一人では力が足りず、どうしていいかなかなかその道が見えてきません。
みんなで知恵を絞りましょう。
中野剛志氏は、『富国と強兵』『奇跡の経済教室』の著者、経済ナショナリズムの立場に立ち、いち早くMMT(現代貨幣理論)を紹介した当代随一の気鋭の評論家です。その豊かな教養と練達の文章には定評があります。しかも梅の花を愛でる心(ヒューモア)に溢れてもいます。
小浜逸郎は、家族論や教育論、哲学や倫理学に手を染めてきた評論家です。齢70を超えていますが、憂国の情やみがたく、最近では政治経済にかかわる言論に健筆をふるっています。古くからの文学愛好者でもあります。
思想塾・日曜会では、この二人を立ち会わせ、ただ「ダメな日本」批判に終始するのではなく、より広い視野を提供していただき、この泥沼からどのようにして這い上がるべきなのか、少しでもそのヒントをつかみたいと考えました。
内容豊かな「宴」にしたいと思っております。
みなさまの積極的なご参加を期待しています。
思想塾・日曜会 対談企画委員会